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SONG IS LOVE : ウィキペディア日本語版
SONG IS LOVE[そんぐ いず らヴ]

SONG IS LOVE』(ソング・イズ・ラヴ)は、1976年11月5日に発売されたオフコース(当時の表記はオフ・コース)通算4作目のオリジナルアルバム
== 解説 ==
かつて武藤敏史がディレクターを担当していた経緯から、ザ・ジャネットの元メンバー大間ジロー松尾一彦が初参加〔松尾はハーモニカで4曲にのみ参加。〕、箱根ロックウェル・キッチンにて合宿によるレコーディングが行われた。また、「オフコースはオフコース自身にプロデュースさせる」という武藤の方針により、小田和正鈴木康博の2人がはじめてプロデュースも手がけた。このアルバムについて武藤は「『ワインの匂い』〔『ワインの匂い1975年12月20日発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI LP:ETP-72123〕が仕事(音楽)で一所懸命格闘したものであれば、『SONG IS LOVE』は人間的に彼らといろいろ格闘した、という感じがする。とにかく一日中一緒に過ごし、夜になると毎晩のように酒を酌み交わしながら、音楽の話はもとより、様々な話をする。こうしてメンバーの人間的な面に深く触れ合うことができたのは、僕にとっても実に貴重な体験であった」と後のインタビューでこのように語り、「この時期以降、僕もメンバー同様オフコースの一員として、オフコースの音楽に深くのめりこんでしまったと言えそうだ」と当時を振り返っていた。なお、清水仁はこの頃既にサポートメンバーとしてオフコースのライブに参加していたが、当時彼の所属していたバッドボーイズの契約上の理由から演奏ではレコーディングに参加していない。代わりにベースを担当したのは、小田が「テクニックだけなら仁でなく彼を選んでいた」と評した小泉良司。
A-4「青春」はライブ・アルバム『秋ゆく街で / オフ・コース・ライヴ・イン・コンサート』〔『秋ゆく街で / オフ・コース・ライヴ・イン・コンサート1974年12月20日発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI LP:ETP-72024〕に収録されていたが、このアルバムへの収録に際し、歌詞を一部書き換えている。また、後に鈴木が『BeSide』〔『BeSide1996年10月23日発売 ZIG ZAG ⁄ BMG VICTOR CD:BVCR-772〕と『FORWARD』〔『FORWARD2004年12月8日発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI CD:TOCT-25563〕でセルフカヴァーした。
B-6「歌を捧げて」のあとに続いて収録されている1分ほどのアウトロは、次作『JUNKTION』〔『JUNKTION1977年9月5日発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI LP:ETP-72269〕のA-1「INVITATION」にイントロとして採用されている。本作では小田のソロ、次作では小田と鈴木が交互に歌っている。また、「歌を捧げて」は後にハイ・ファイ・セットによってカヴァーされたが、本作品は歌詞を短縮した代わりに前述のアウトロを収録したのに対し、ハイ・ファイ・セットのヴァージョンでは2番の歌詞がある。このアルバムにはオフコースとしては珍しく、“僕”の一人称を使用した曲が収録されていない。
このアルバム以降、『FAIRWAY』〔『FAIRWAY1978年10月5日発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI LP:ETP-80040〕まで小田はフルートも演奏している。当時、新しい音の広がりを模索していた小田と鈴木は、小学生の頃習っていたバイオリンも候補に挙がったが、「それじゃオダじゃなくサダになる」と小田が嫌がり、代わっていつの間にかフルートをマスターしてきたので驚いたと、ライブのMCで鈴木が語っている。なお、小田自身は「フルートもピアノも独学」とギターブックでのファンからの質問への回答で語っている〔小田が初めて人前でフルートを披露したのは高校2年生の時のクリスマス・パーティー。〕。
このアルバムからグラフィック・デザインを木暮溢世が手がけるようになり、ロゴが“SONG IS LOVE”を併せたデザインに統一された。このロゴは「風に吹かれて」〔「風に吹かれて1979年6月5日発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI EP:ETP-10583〕までのすべてのアルバムとシングルに継続使用された。
この年、それまで所属していたサブ・ミュージックから独立し、自らのオフィスであるオフコース・カンパニーを設立。また、小田は早稲田大学大学院を卒業、プロのミュージシャンとして活動していくことを決断した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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